🍰読曞感想文 森氞卓郎『モリタクの䜎糖質ダむ゚ット』 ― 2020幎12月02日 21:44



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2020幎12月02日にブログ「食べ過ぎるな」に曞いた蚘事のコピペ。

ブログ「食べ過ぎるな」の内容をアサブロに匕っ越し䞭。



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読曞感想文 森氞卓郎『モリタクの䜎糖質ダむ゚ット』 

20201202

 

森氞卓郎『モリタクの䜎糖質ダむ゚ット』

 

某曞籍通販サむトのコメント欄で賛吊䞡論あったので、ずりあえず図曞通で借りお読んでみたが、個人的には面癜く読めたし、ずおも良く䌁画された本だず思った。

 

衚玙ず裏衚玙の、before ⇒ after の写真以䞊に匷力な説埗力がないわけだが、スタむリストのシュアな仕事ぶりも感じられる衚玙の森氞氏の服装である。 トップスを膚匵色の癜いシャツにしお、ボトムに収瞮色のダヌクネむビヌの、裟に向けおテむパヌドされたパンツを合わせるこずによっお、じ぀はそうでもない森氞氏の䜓型を粟悍な逆䞉角圢型に芋せようずする工倫がなされおいる。 癜いシャツの襟元がはだけすぎではず思う向きもあるだろうが、これは、銖を長く芋せお瞊のラむンを匷調するこずによっお、䜓圢をスリムに芋せる目の錯芚効果を利甚したものだろう。 癜いシャツを腕たくりさせたのも、膚匵色の癜の面積を少なくするこずで、やはりスリムに芋せる意図があるず感じる。 ベルトず靎の色を、実盎さのむメヌゞがある茶色にしたこずも、この本の内容の信頌性を高める効果に、間接的に䞀圹買っおいる。 スタむリストさん、グッゞョブである。 

 

衚玙の背景色をブルヌにしたのも効果的だ。 背景を暖色系のピンクやオレンゞにしたら、この本のタヌゲット局の䞭幎ビゞネスマンが曞店で手に取りづらいかもしれない。 それに䜕よりも、特定の食べ物(糖質)を食べないダむ゚ットの本であるから、食べ物の色に䞀番倚いピンクやオレンゞ色や、野菜の緑色にするよりも、光ものの魚ぐらいしか思い圓たらないブルヌ系にしたほうが、ダむ゚ット本にはふさわしい。 人間は、青い色には食欲が沞かないのだ。 タむトルの文字にレモンむ゚ロヌを䜿っお、爜やかで健康的な印象をデリバヌしようずしおいるのも秀逞だ。

 

文章のコンテンツに関しおは、ベストセラヌ本を連発する森氞氏の文才が光る、わかりやすくお読みやすい文章だが、「ぶっちぎりのデブ」や「糖質モンスタヌ」などのキャッチヌで笑える甚語は、䌁画サむドによるものなのかどうかは、定かではない。 䞀方で、「マッチポンプ」や「コペルニクス的」ずいった甚語や、「食費は倉動費」や、鮮魚の「䟡栌匟力性」、シリコンクッカヌは䜎い「初期投資」で枈むなど、森氞氏ならではの経枈孊のコンセプトでダむ゚ット掻動をずらえる芖座が、タヌゲット局である倚忙なビゞネスピヌプルのハヌトを぀かむ。 糖質オフダむ゚ットから日本経枈ぞの提蚀に぀なげるあたりは、タレント経枈孊者の森氞氏ならではの壮倧な青写真だが、内容はしごくごもっずもである。

 

瀟䌚で働いおきた人は誰しも、若いころ䞭幎期にかけお、自分に無理をしおモヌレツに仕事をし、しゃにむに必死に、怒涛のように生きおきた時期があったはずだ。 そしお、その怒涛の時期に、糖尿病などの生掻習慣病ぞの皮がたかれおいたこずも、そしお、その皮を「ただ若いから」ずいう事実䞊の自己吊定によっお「仕事優先」の錊の埡旗のもずに無芖し続けおきたから、こうなっおしたった、ずいう思いもあるはずだ。 森氞氏の怒涛の超モヌレツ時代は、垞人のレベルをはるかに超えおいるが、それでも、読む人はそれぞれに、「自分にもそういう頃があったなぁ」ず、わが身を振り返り、森氞氏の䜓隓に自らを重ね合わせるかもしれない。

 

その点に、この本を䌁画した人たちの狙いがあり、それが功を奏したず思う。

 

巻末の「モリタクの䜎糖質ダむアリヌ」も、地味ながら有益なコンテンツだ。 森氞氏の䜎糖質ダむ゚ット䞭の日々の食事のスナップ写真集だが、癜黒写真ながら、仕事挬けの独身男性(ならびに女性)が䜎糖質ダむ゚ットを続けるためのヒントが詰たっおいる。 自炊・匁圓・倖食・コンビニ食・宅配䜎糖質食を䜿い分けながら、倖食やコンビニ食では䜕を食べお、䜕を食べ残すか。 昔ず違っお食べ物が過剰に氟濫する珟代の日垞生掻の䞭で、「自分にずっお䜕が食べ物で、䜕が食べ物の姿をしたゞャンクであるか」を鋭く芋極めお、「ゞャンクは身䜓の䞭に入れない」 ずいう、毅然ずしたアティテュヌドで日々を生き抜くグリッドが、自分の健康を維持しお人生のQOLを䞊げるために必須であるこずを、瀺唆しおいる。 たた、自炊においおは、金銭時間コストを節玄するために、いかに䜎コストで、手を抜いお調理するか。 既婚者の堎合は、奥さんが「䞻婊業ぞの゜ヌシャルプレッシャヌ」のせいであろう、ずかく満挢党垭のような「ダむ゚ット食」を䜜っおしたうこずもあろうが、森氞氏のあたりにも歊骚でそっけない、だが実があっお実際に効果が出た自炊の食卓から、孊ぶこずも倚かろう。 ダむ゚ット食の効果ず、手間ひたかけた心づくしの懐石料理䞊みの品目の倚さずの、盞関は無い。 効果的なダむ゚ット食は、どのような食材を䜿っおも、どのようにプレれンテヌションされおも、効果は倉わらない。 芋切り品のしなびた癜菜や、通垞は捚おるキャベツの倖偎の緑色の葉や、閉店間際のスヌパヌの赀札になった魚をぶち蟌んだだけの鍋が、じゅうぶんに優れた結果を出す。 劻垯者は、「良劻賢母」を芁求する゜ヌシャルプレッシャヌによる匷迫芳念から奥さんを開攟しお差しあげれば、自分の健康にも぀ながり、奥さんのストレス喰いも枛っお、倫婊ずもに健康な生掻に近づくのではあるたいか。

 

某曞籍通販サむトの曞評には、「巻末の、医垫の立堎から芋たモリタク匏䜎糖質ダむ゚ットの解説が参考になった」ずいう意芋が倚いようだが、私も同感だ。 糖尿病の進行具合いによっおは激しい運動が倱明にも぀ながりかねない、ずいう内容は、私にずっおは貎重な情報だ。 「怍朚鉢を持ち䞊げようず力んだ途端に芖界が真っ暗になった」患者さんの䟋に、私は震え䞊がった 

 

巻末の章「医垫から芋たモリタクの䜎糖質の真実」の䞭で、櫛山医垫は、森氞氏の健康状態ずいうか䞍健康状態を粟査した結果、「糖質オフのみならず、どのような食事療法でも、取り組みさえすれば効果は出るだろうず期埅しおいたした」ず語っおいる。 たた、「ダむ゚ットのためだけではなく、糖尿病の予防・改善に際しおも、糖質オフが唯䞀無二の改善方法ではありたせん」ずも述べおいる。

 

日本には䌝統的に、䞀郚の人たちの間で粟進料理や断食の習慣があっお、戊埌は甲田療法のような食事療法が提唱されたり、90幎代には糖尿病患者のための䜎糖質治療食をヒントにした「䞖にも矎しいダむ゚ット」ずいったファッションコンテンツが流行した。 毎幎、様々な食事法が医療的に、あるいは流行商品ずしお、䞻に欧米から次々に玹介される。 スムヌゞヌなどは、ぶっちゃけ甲田療法の青泥なのだが、「青泥」では若い女性が飛び぀かないから「スムヌゞヌ」なんおいうオピャレなペコモゞの名前で私のような愚者が飛び぀くように仕掛けるわけで、情報の氟濫の䞭で愚者の集団である䞀般ピヌプルは右埀巊埀するばかりである。 近幎は糖質制限ぞの賛吊䞡論が䞀般ピヌプルの耳にも入っおきお、プロの医垫による埓来の治療法の効果に䞍信感を持った糖尿病患者や糖尿病予備軍ずいった「玠人たち」が、海倖から個人茞入した血糖倀枬定噚を䜿っお、自分の血糖倀を蚈枬し、時には自らの身䜓を匵っお人䜓実隓ばりの蚈枬を行い、その結果をブログなどにどんどん掲茉しお情報亀換しおいる。 糖尿病患者や予備軍の人たちは、メむンストリヌムの医療も、お䞊からの指針も、アりトラむトに信じるこずができない状態で、唯䞀確かなものずしおの自分の怜査結果の数倀を心の拠り所にしながら、必死に探しおかき集めた情報から個人的に効果があった方法を詊行錯誀し、自分にずっお最適な方法を暡玢しおいるように芋える。

 

そしお、それが正解なんだろう、ず思う。

 

自ら考え行動せずに、明日「間違っおいたした」になるかもしれない専門家の意芋やお䞊のお達しに盲目的に頌り切るこずは、自らの呜を他人任せにするこずだ。 はなから自分の呜を投げおしたっおいるのだから、最悪、殺されおも仕方がない。

 

「糖尿病の食事療法ずしお䜕がベストなのかずいう結論は出おいたせんし、時代ずずもに病状の倉化があるず、食事療法も倉わる可胜性がありたす。そしおおそらくは、人によっおよい方法は異なりたす。

 

珟圚進行圢の糖尿病を抱えおいる人に、結論が出るたで埅っおくださいずは蚀えたせん。

 

䜎糖質ダむ゚ットがその人にずっお受け入れやすく、継続しやすい方法であり、䜓重が枛っお血糖倀が良くなり、先ほど説明したメディカルチェックを定期的に受けお、合䜵症が出おいないこずが確定しおいるのであれば、実践する䟡倀はあるずいうのが、私の立堎です。」

 

ずいう、最埌を締めくくる櫛山医垫の蚀葉以䞊の結論は無いだろう。

 

そしお、

 

実は、この本のテヌマである「䜎糖質ダむ゚ット」の背埌にある本質は、「䜎糖質ダむ゚ット運動指導ずいうダむ゚ット行を森氞氏が完遂できたのは、同氏がダむ゚ット䞭も、倧奜きなタバコの喫煙を続けお、ダむ゚ットのストレスを和らげるこずができたからである」ずいう内容の、その行間に光っおいるず、私は思う。 今回のダむ゚ット行によっお森氞氏は糖尿病は克服したが、肺がんその他の健康リスクはただ残っおいるずいう、人間の健康の倚面性が瀺唆されおいる。 それでは、人間の健康を害する党おのリスクを完党に排陀するこずができるのか 超売れっ子のタレント経枈孊者である森氞氏の珟圚の地䜍は、氏のキャリアの原点である日本専売公瀟、すなわち、タバコず切り離すこずができない。 森氞氏の人生は、タバコそのものなのだ。 それが、森氞氏の「これが私の生きる道」である。 喫煙が死に至るリスクであるこずを同氏が玍埗枈みであるこずが、文䞭で衚明されおいる。「たずえそうなっおも、それが自分の人生だ」ず、芚悟を決めお生きおおられる。 

 

誰しも、「これが私の生きる道」を生きおいる。 他人から芋おどんなに䞍健康なものでも、リスクを䌎うものでも、生掻のためにどうしおも止めるこずができないものが、誰にもある。 「これが私の生きる道」に必然的に䌎うリスクず、いかに折り合いを぀けながら、人生を末氞く健康に過ごしおいくか これが、あらゆる人にずっおの人生の課題であろう。

 

今回の本も、孊びになった。 これからも、本やネットなどから様々な情報を埗ながら、自分自身で吟味怜蚎し、自分にずっおの最適な食を求道しおいく。 その孀独か぀満ち足りた道皋の行く手に赀々ず燃えるビヌコンの炎は、今日も私にこう呌びかける

 

食べすぎるな

二口女(ふたくちおんな)


 

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🍰今回の糖質制限プチ断食行の経過芳察_01-001 ― 2020幎12月03日 01:10


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2020幎12月03日付のブログ「食べ過ぎるな」の蚘事のコピペ。

䞊蚘ブログの内容をアサブロに匕っ越し䞭。



以䞋、修正埌の蚘事のコピペ


今回の糖質制限プチ断食行の経過芳察_01-001

20201203

 

2020幎10月の最終週から継続しおいる、今回の糖質制限1日1食のプチ断食行の途䞭結果を、ここに蚘録する


🌞 10月の最終週より、2床目の糖質制限1日1食のプチ断食行を開始した。

   ↑ 穀類・むモ球根類・糖類・果物を食べない。぀たり、果糖を含む糖類糖質の含有量が倚い食品を食べない。その代わりに、脂質たんぱく質野菜を食べる。食事ず間食を6時間以内に摂るようにしお、オヌトファゞヌの発動を狙った。

 

🌞 11月䞊旬の健康蚺断の結果

  䞭略 

  ↑ プチ断食を始めお2週間あたりで血糖倀が20も䞋がったので、あたりの効果テキメン具合に正盎ビックリした。これを受けお、プチ断食行の内容を緩めるこずを怜蚎し始めた(が、糖質ゞャンキヌであるこずず、か぀お片頭痛持ちであったこずから、糖質が倚いNG食品は今埌も䞀切摂らない)。ちなみに、5幎前に始めお実斜した糖質制限では、血糖倀の䞋降はそれほど急ではなかったが、それは1日に2食3食食べおいたからではないか。今回の行は1日1食なので、効果テキメンになったのではないか

   尿酞倀ずコレステロヌル比の䞊昇に぀いお、糖質制限の先達の方々もブログで指摘されおいるこずを知った。 私の堎合も同様になった。

   今回も、尿酞倀の䞊昇に぀いおは予想しおいた。 前回の行の際にそうなったからで、その時に偶然行った病院の怜査で尿酞倀のあたりの高さにお医者さんに驚かれ、「尿道結石を防ぐために氎を1日2リットル飲むように」ず蚀われたので、今回もそうしおいる。 今回は、埮量のク゚ン酞を溶かした氎やお湯を飲んでいる。

 

ただ自分の健康状態の勘所が぀かめないたたに食事制限をするのはいろいろなリスクを䌎うず感じたため、自分で孊びながら、慣れるたでは適切なクリニック等に通っお自分の健康をモニタヌしおいきたい。


江郚先生の協䌚のサむトは、糖質制限に぀いお、私のようなド玠人にも解りやすい説明が掲茉されおいる。 サルでも理解できるような説明は、逆に、それを曞いた人の頭脳の優秀さを衚す。 内向きで独り善がり目線ではなく、読む人の立堎に立っお、䌝えたいこずをいかに正確に効果的にデリバヌできるかを考えられる客芳性ず、それを可胜にする論理的な文章胜力を有しおいる蚌である(ビゞネスでは必須のスキルだ)

  🌞 糖質制限食 | toushitsuseigen

  🌞 糖質制限の実際 | toushitsuseigen

  

途䞭芳察の結果に戻っお

 🌞 再発しおいた耳鳎りが消えた。

 🌞 再発しおいた頭皮のただれ、および、錻腔内のただれ出血が消えた。

 🌞 目の䞭がネバネバしたり、癜目に透明のれリヌ状のものが出来おいたが、それらも無くなった。

 🌞 汗や䜓臭が臭わなくなった。

 🌞 頭の䞭が冎えるようになった。

 🌞 食埌にぐったりするこずがなくなった食埌に食噚を掗うのが面倒くさく感じるのは、自分が意志が匱いダメ人間だからだず思っおいたが、そうではなかったようだ。

 🌞 口内炎ができにくくなった←20121213远蚘。よく噛んで食べるようになったこずもあっお、先日口の䞭の同じ個所を9回以䞊噛んでしたい、口内炎ができるのを芚悟したが、結局できずに治っおしたった。党身的に炎症が起こりにくい䜓質になっおきたのか

 ↑ 身䜓的な調子の倉化は、ある皋床予想どおりである。5幎前に詊した「スヌパヌ糖質制限ず思っおやっおいたら実は断食行になっおしたっおいた」行では、気になっおいた良性腫瘀がほが消滅したほか、頭皮のただれや耳鳎りが無くなり、銖呚りの小さいむボができなくなった。 この奜結果を身をもっお経隓したこずが、私がスヌパヌ糖質制限プチ断食行に向かう理由になっおいる。 糖質制限は私に倧きな効果をもたらしたが、究極的には、どんな食事法を採甚しおも、食べる量を冷培にコントロヌルしお自分の健康にずっおオプティマムな䜓重を維持し続けるこずが、健康ず長寿を䞡立する真の賢者ぞの道である、ず悟っおいる。

 

良いこずばかりでもない

🌞 䟿秘が再発した。

🌞 䜓重が5キロ枛っお、20歳の䜓重1.5kgになり、BMIが20から19に䞋がった。

  ↑ これは痛い。 ずいうのは、䜓重が枛る前(BMIが20)は、ペガ敎䜓の効果もあっお、筋肉が皋よく぀いお、身が軜くなっお良かった良かったず感じおいたからである。 しかしながら、過去8幎間のデヌタを芋るず、私の堎合はBMIが19になるず腎機胜が䞊昇しおくれる傟向が芋られるため、5キロ枛量した今の䜓重から倪るのがはばかられる。

 

私に限っお蚀えば

🌞 内科的な健康ず、運動的な健康ずは、連動しないようだ。

  ↑ ペガ敎䜓を始めた6か月前から、(ストレス喰いも盞たっお)埐々に倪り始め、身䜓運動的にはパワヌが぀いお䜓力的には奜調だったのだが、たさにその6か月の間に癜内障が進んだこずが県科で刀明した。 ストレス喰いによる䜓重増加のもずでは、ペガ敎䜓ぐらいの緩やかな運動では、老化(AGEs)に抗(あらが)うには足りなかった。 


  圓たり前だ。 䜓重の増枛は、食べたものの゚ネルギヌ量ず、生掻や運動で消費した゚ネルギヌ量の収支だからだ。

  お金の堎合は、入っおきたら少しでも節玄しおちょっずず぀貯金をしおいくのは、将来の経枈力がそれだけ増えるこずになるので、安心だし、いいこずだ。

  ずころが、゚ネルギヌの堎合は、入っおきた分ず、出おいく分を、䞊手にバランスさせるずいう、メティキュラスなマネゞメントが必芁だ、ずいうこずを痛感した。

 

  圓たり前のこずなのだが、人間は、圓たり前のこずを脳でしっかり認識せずに、日垞の䞭で流しおしたっおいるこずが倚い。

 

  2010幎のシヌズンオフから2011幎シヌズン開幕にかけお、ダルビッシュ投手が増量に螏み切ったこずを思い出す。 それたでの90kgから10キロ増量しお䜓重を100kgに増やしたダルビッシュ投手は、2011幎のシヌズンで日本のプロ野球では芏栌倖のモンスタヌ玚の存圚になっおしたい、翌幎に倧リヌグに移った。 圓時の蚘事で、トレヌニングによる゚ネルギヌ消費を䞊回る栄逊分を摂取しながら、぀たり、今たでの胃袋のキャパを超える量を食べながら、10キロ増量するこずがいかに倧倉かを、ダルが語っおいた。 球団の゚ヌスで、トレヌナヌや栄逊士が぀いおいるこずに加えお、勉匷熱心なダルビッシュ投手をしお、コンディションを保ちながら䜓重を増やすこずが難しかった。 それでも、䞀般ピヌプルが䞀般ピヌプルなりに、自分でトラむアル゚ラヌを重ねながら、たどたどしくも詊行錯誀しおいくこずは、自分の健康的な人生にずっお、かけがえのない行為だ。 自分の人生だ。 傍から芋お䞍噚甚でたどたどしくおも、自分による自分のための詊行錯誀は、プレシャスな宝物である。

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自分の健康のこずを考え始めるず、情報に振り回されお特定の食事法を狂信したりアりトラむト吊定したりする「フヌドファディズム」に陥りそうになるばかりか、いろいろなファクタヌが次から次ぞず浮かんできお、デヌタの山の䞭に埋もれおしたいそうな気分になる。

 

以前、そんな、フヌドファディズムに冒されお䜕が良くお䜕が良くないかが解らなくなっおすっかり混乱した私に、或る先生がニッコリ笑っお、こうおっしゃった

 

「普通に食べおください。」

  

この䞀蚀で、私は、目からりロコが萜ちた。

 

総合病院の䞀般倖来にやっお来る、性別も䜓重も生掻習慣も様々な有象無象(うぞうむぞう)の患者に察しお医者が確信を持っお蚀えるこずは、

 それくらいなのである。


 非垞に優秀なお医者さんだ、ず私は思った。

 

それに、

 

「普通に食べおください。」の裏には、

 

「病気ず蚀えるほどの症状が無い段階であれば、倧人なんだから、自分の生掻習慣を人任せにせずに、食べるこずぐらい自分で考えろ」

 

ずいうむンプリケヌションもあったかもしれない。

 

そうであったずしたら、たったくもっお、ギャフン ごもっずもである。

 

最近ストレス喰いが再発しお、「普通に食べる」こずができなくなっおいたずころに、癜内障の進行ず、同幎代同性より䜎い骚密床の原因を、初めお自芚したこずが、今回のプチ断食行を始めた理由である。

 

今回の断食行でわかったのは、人間の健康は倚面的であり、ひず぀の症状に奜たしい結果が出おも、他の症状は倉わらなかったり、かえっお悪くなるこずもある、ずいうこずだ。

 

埓っお、突き詰めおいくず、アルティメットな黄金埋は、

「普通に食べおください」

になるのかもしれない。

 

自分にずっおの「普通」は、人にずっおの「普通」ずは違う。

「普通」を手に入れるこずが、いかに難しいこずか。

自分にずっおのオンリヌワンの、ビスポヌクの「普通」を、詊行錯誀を繰り返しながら、自分でテむラヌメむドしおいく。

 

それが、健康ぞの孀高の道であろう。

 

いた䞀床、基本に立ち垰り、自らにリマむンドする

 

食べすぎるな

二口女(ふたくちおんな)


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🍰暹朚ず糖尿病をめぐる思玢 ― 2020幎12月04日 01:20


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2020幎12月04付のブログ「食べ過ぎるな」のコピペ。

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暹朚ず糖尿病をめぐる思玢 

20201204

 

もずもず圚来の怍物の皮類が少ないむギリスの庭園には、日本の暹朚がいたるずころに怍えられおいるが、

 なかでも、カツラの朚(katsura tree, Cercidiphyllum japonicum )は、秋に黄色く色づいた葉っぱから「キャラメルの匂いがする」こずで珟地の園芞通の間で知られおいる。

 私も実際に、晩秋にカツラの萜ち葉の匂いを嗅いだこずがある。 甘ったるい、キャラメルそのものの匂いだった。 焊がした砂糖の匂いである。

  

「カツラの萜ち葉からキャラメルの匂いがするなんお、聞いたこずがないよ」ず蚀う人もいるかもしれないが、

 もしかするず、本州以南に䜏んでいるかもしれない。

 欧米で怍えられおいるカツラは、幕末明治期にE.H.Wilson(E.H.)ずいうプラントハンタヌ(=怍物採集業者)が、北海道で採集した朚から増やしたそうである。 

  

ずいうこずは、北海道に生えおいるカツラの朚は、萜葉時にキャラメルの匂いがするのではないか。

 どうしお、北海道のカツラの萜ち葉はキャラメルの匂いがしお、本州以南のカツラはそうでないのか

  

キャラメルは、焊がした砂糖だ。

 そしお、砂糖ずいえば、砂糖の暩化ずも蚀える朚がある。

 カナダの囜旗になっおいるサトりカ゚デ(sugar maple, Acer saccharum )だ。英名からしおシュガヌメむプル、孊名「゚むサヌ サッカラム」のサッカラムは「砂糖」の意味だ人工甘味料のサッカリンも同じ語源だ。 サトりカ゚デから、メヌプルシロップがずれる。

  

北海道のカツラも、カナダのサトりカ゚デも、寒い地域に生えおいる。

 普通は枩垯に生息するカツラやカ゚デが、䜕かの事情で寒い堎所で生きるこずになるず、砂糖を蓄えるようになるのか

 

そうだずしたら、䜕故なのか

 砂糖氎は、真氎よりも凍る枩床が䜎いのか

 倖気の気枩が氷点䞋になっおも现胞の䞭の氎が凍っお膚匵しお现胞が損傷するこずを防ぐためなのか

 

 ずいぶん前に、北海道を旅行した時に、

 癜暺の暹液の瓶詰めが飲み物ずしお売られおいたので、買っお飲んでみた。

 ほんのり甘くお、爜やかで、矎味しかった。

 癜暺は通垞、寒冷地や高山垯に自生する。 高い山では、針葉暹林よりも暙高が高い、針葉暹も生きられないような寒くお厳しい堎所に生える。

 だから癜暺の暹液も甘いのか

 

 だが、寒冷地に生える朚に限らず、

 朚の暹液は、そこそこ甘いのかもしれない。

 暹朚を含めた怍物は、その䜓内でせっせせっせず砂糖を䜜っおいる。

 光合成だ。

 緑の葉っぱの䞭で、

 葉っぱの裏から取り蟌んだ二酞化炭玠6぀ず、

 根から吞い䞊げた氎6぀から、

 倪陜光のパワヌを䜿っお、

 砂糖1぀ず、酞玠6぀を䜜る。 

6CO2 + 6H2O ⇒倪陜の光⇒  C6H12O6(砂糖) + 6O2

 

砂糖1぀は、怍物の䜓内で、セルロヌス繊維など怍物の身䜓を぀くるのに䜿われる。

 酾箠6぀は、怍物は芁らないので、葉っぱの裏から空気䞭に捚おる。

 怍物も、呌吞のために酞玠を吞うが、光合成で出来た酞玠は、怍物にずっおはゎミだ。

  

地球枩暖化察策に「朚を怍えよう」ず蚀われる理由がこれだ。

 怍物は、枩暖化ガスの二酞化炭玠を、氎ず合成しお、砂糖の圢にしお、䜓内に「固定」しおくれる。

 そればかりか、廃棄物ずしお、生き物に必芁な酞玠たで出しおくれるのだ。

  

どっさり繁った倧量の葉っぱで光合成を行う暹朚は、お砂糖の工堎だ。

  

カブトムシは、クヌギの朚の暹液を吞う。

 クヌギの暹液がほんのり甘いのかもしれないね。

 

子どものころ、買っおもらったカブトムシに、人間が食べたあずのスむカの皮を䞊げるず、

 カブトムシはただ残っおいる赀い郚分を、櫛(くし)のような口を぀かっお食べおいた。

 矎味しかったんだろうなぁ。

 

でも、それは、昭和の頃の話。

今は、カブトムシにスむカを食べさせるず、死ぬらしい。

 

䜕幎か前に、「和颚総本家」ずいうテレビ番組で、

出挔者の俳優さんが、

「孫が飌っおいるカブトムシにスむカをあげおはいけないず蚀われた。今は、カブトムシ専甚のれリヌのような゚サがあっお、それを䞎える。 今のスむカは甘すぎおカブトムシが死んでしたうからだ」

ず語っおいた。

 

蟲家の努力のおかげでスむカが甘くなった。

甘いスむカのほうが、売れるんだろう。

 

スむカが甘くなっおも、人間は、コップで氎を飲んで薄められるからいいけど、

カブトムシはそうはいかない。

 

いい匂いがするこの赀いものはなんだろう 食べおみよう......うわっ、甘くおおいしいっ おいしいよおいしいよ甘くお甘くおおいしいよもっずもっず食べよう食べよう食べよう..........あれ、喉が枇いおきたよ......喉が枇いたよ........苊しいよ.........喉が枇くよ........枇くよ........苊しい.......喉が........枇く...よ......................バタッ......(合掌)

 

カブトムシも糖尿病になるのかな その前に、浞透圧の関係で死んじゃうのかな

 

萜葉暹が玅葉するのは、厳しい季節(冬)のあいだ維持コストがかかる葉っぱを捚おお省゚ネ操業(冬眠状態)に転換する前に、ただ䜿える成分を葉っぱから吞い取る過皋で、葉っぱの色が倉わるのだ、ず聞いた。 

 

暹朚からすれば、玅葉した萜ち葉は、葉っぱの抜け殻、カスなのだ。

 

北海道のカツラの朚は、ただ䜿える成分を葉っぱから吞い取った埌の、黄色に倉色した抜け殻の萜ち葉から、キャラメルの匂いがする。 焊げた砂糖の匂いがする。

 

焊げた砂糖は、捚おるらしい。

 

 

食べすぎるな

二口女(ふたくちおんな)



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