🏠50代の自宅片付けは、実の成る60代への「サナギ期間」の一側面だ。 ― 2023年08月22日 02:02
50代の自宅片付けは、実の成る60代への「サナギ期間」の一側面だ。
20230822
姉妹ブログ「食べ過ぎるな!」にも書いたが、50代は、健康で充実した60代を迎えられるかどうかの、人生の大転換の時期だと、日々実感している。
あたかも、蝶に羽化する前のサナギの内部のように、還暦以降の楽隠居の生活を獲得できるかどうかは、50代後半からの「サナギ期間」の激動の大転換をいかに成功させるかにかかっているのではなかろうか?と思う。
青虫の時代と、成虫の蝶に羽化する間には、サナギの期間がある。サナギになっている間、サナギの内部ではとんでもない激動の大変革が起きている。サナギの中の青虫の身体は、いったん液状化してから、成虫の蝶の身体をイチから組成し直すのだという。
人間でも、同じような怒涛の大変革を、還暦前後に経験するのではなかろうか。そのひとつが、身体的な衰えや不調の加速と、それに対する備えや覚悟であり、またひとつが、今までの人生をリセットするための大規模な家片づけや捨て活であり、社会面では、定年退職や今までの人間関係の整理、経済面では、老後に向けて前々から既に築いてきたはずの老後資金の一層厳格な管理ではなかろうか。
今回、自宅の片づけ&捨て活を決行したのは、両親や義両親の家の片づけの労役を背負い込む前に、とにもかくにも自分の体力と気力があるうちに自分の家をどうにかしておかなければ、これから大変なことになる!と恐れをなしたからである。
そして、思い切って片付け&捨て活を断行して命拾いしたかもしれない!と、安堵と同時に背筋が寒くなる思いである。
それから、「齢をとってからは、人に対して情をかけてはならない」という教えも耳に入ってきた。「人」には、他人はもちろん親きょうだいも入る。親戚からの経済的な無心や、親の介護費用をめぐる諸問題などは、ビジネスライクに扱うのが良いのだろう。というのは、老いた自分自身には、もはや人を助けているような余裕が無いからだ。自分と自分の配偶者&子どもが生き残るだけで精一杯の家庭が多いのではなかろうか。齢をとってから人に情けをかけると、自分や子どもまで共倒れになってしまうリスクがある。非情なことだが、自分と自分の家族が人間的な生活を続けるためには、それ以外の人々に対して非人間的にならなければならないこともあるだろう。
それに、第一、子どもが自分に対して非情にならなければならないような境遇に、いったい誰がしたのか?親に対して非情にならなければならない子どもが哀れではないか?ビジネス(カネの問題)として対処すべきことを「情が無いから」とずっとウヤムヤにしておきながら、いざそうなった時に、情の無い対応を子どもがせざるを得ない苦渋の窮地に子どもを追い詰めたのは、いったい誰なのか?
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今日も、私が目指す、溜めすぎるな!の方向性を今一度確認する。
モノについて
モ① もらったモノは、基本的に捨てる。
モ② 10年以上経ったモノは、「捨て」を検討する。
例外:将来カネになりそうな貴金属(金・プラチナ)や、
死んだら棺桶に入れてほしい個人的にプライスレスなモノは、
保有し続ける。
モ③ つまらないモノには、近寄らない。
ストレスについて
ス① もらったストレスは、すぐ脳の外に出す。
ス② 稼働していない人間関係は、基本的に終わらせる。
ス③ つまらない情報には、近寄らない。
このブログの目的は、還暦を目前に、
家の中と脳の中をスリム化+最適化することによって、「シニアのミニマルライフ」ならぬ
「シニアの実(み)の成るライフ」を追求することである。
アラ還の生活を、少しずつスリム化+最適化して、
「シニアの実(み)の成るライフ」を目指していく。
家の中も、脳の中も、
溜めすぎるな!
だがカネは貯めろ!
笑い女 - Wikipedia
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