🏠ようやく「家片づけ+捨て活」の先が見えてきた。2023年08月27日 02:15


🏠


ブログ「溜めすぎるな!」をアサブロに引っ越し中。


==========

ようやく「家片づけ+捨て活」の先が見えてきた。

20230827

 

家の片づけや捨て活といった「後ろ向き案件」は、

本来なら誰だってやりたくないだろう。

できることなら、カネにモノを言わせて使用人でも雇って「良きに計らえ」でうっちゃりたい、「後始末活動」だ。

私だって、おカネに困らない身分だったら、お手伝いさんを雇って全部やってもらいたい。

だが、仮にそんな恵まれた身分であったとしても、

自分で自分の過去の生き方に「片を付ける」ために、

ある程度は自分でやったほうがいいと思った。

 

だから、我が子や、経済的に可能であったとしても使用人や外注業者に「丸投げ」しないほうが、

究極的に本人のためだろうと思う。

 

今までの自分に、自分でカタをつけて、

これからの人生を清々しくスタートしたい。


今回、私が、家片づけ+捨て活を決行した最大の理由は、

住まいと脳内の無駄をそぎ落として、

健康を保ちながら本当に好きなことに没頭できる、

シニアの「実()の成るライフ」の環境を整備することだ。

今回の片づけ+捨て活によって、ようやくその目標が見えてきた。

 

私は、人生が実りを迎えるはずの還暦後に、

どうしてもやりたい趣味というか、道が有る。

今まで細々と続けてきた趣味(というか道)だが、

それだけに専念できたら、どんなに良いかと思っている。

誰しもそうだろう。そして、現実ではそれがどんなに難しいことか。

 

私の趣味()は、将来、介護施設にお世話になっても、頭がボケずに何とか手が動けば続けられないことはないが、

ワンルーム住まいになれば、道具(というか機材)を大幅にダウンサイジングしなければならないし、

道具(機材)を手放す代わりに、パソコンと値の張る専用ソフトと専用機材が必要になる。スマホでは扱えない。

だから、スペースに余裕の有る自宅で健康に生活できていることが、最大の要件だ。

もちろん、趣味でも道でも、続けている間は常時おカネが出ていく。

かかるといっても、必要なモノはすでに持っているので、

メンテナンス費用だけだが、それもタダではない。

齢をとってから、趣味()を続けられるためには、

おカネと、健康と、時間。

そして、趣味()を追求できる、雑念や煩悩の無いスッキリとした脳内環境が必要だ。

 

家が片付いていない状態は、自分の脳内も雑念や煩悩が溜まって片付いていないと思う。

だから、家を片づけて、自分の脳内をスッキリさせたかったのだ。

 

人生、明日死ぬかもわからないし、100歳以上生きるかもしれないが、

健康寿命を長らえてこその、充実した老後だ。

 

一寸先は闇。栄枯盛衰。

700年前に吉田兼好が記したとおり、

この世の神羅万象は、「不定」の状態がデフォルトだ。

今現在、羽振りの良い人が、将来どうなっているか、本人さえわからないし、

今現在、泥だらけで必死に働きもがいている人が、将来どうなるかも、わからない。

今現在、私の生活は老後に向けて安定しているように見えるが、

それが続くかどうか、私にもわからない。

現在の年金生活者の方々は「こんなはずじゃなかった」と思われているかもしれないが、

人類の歴史を通じて、地球上の誰もが「こんなはずじゃなかった」と思いながら老後を生きたのではなかろうか。

エンロン事件の時に、自分の退職金の全てをつぎ込んで買ったエンロン株が紙くずになってしまって呆然としている老人の顔がニュースに映ったのを、私は覚えている。日本では、ライブドア事件で、同じようなケースがあった。

「中流階級」は、「不定」階級。運命が定まることのない、調節弁のような階級だ。世界や国の動きに翻弄され、いつ何時「下流」へ堕ちるかもわからない、海上の波に漂う葉っぱなのだ。もともと労働者だった人たちが、国がイケイケどんどんの勢いに乗って急にリッチになって「中流の生活」に酔いしれるが、一国の隆盛はそう長くは続かない。どの国でも、「中流階級」はそうだったし、これからもそうだろう。

 死ぬまで経済的に確実に安泰といえる人は、

 地球上の人間の1パーセントのそのまた1パーセントの、

 1万人にひとりいるかいないかではないかと思うが、

 そんな超+超富裕層の人たちにも、時代の波は襲いかかり、

 彼らにも確実に死は訪れる。

 銀行や金庫にうなっている財産は、あの世には持っていけない。

 「起きて半畳、寝て一畳、天下を獲って二合半」

 さすが徳川家康公だ。

 生物学的な長寿は、高額の先端医療によってカネで買うことはできるが、

 ()の成る充実した人生は、カネだけじゃ買えない。

 この世は一寸先は闇だから、誰もがいつも将来への不安をかかえ、迷い悩みながら死への道を歩んでいる。

 それが自然の摂理だ。

 

だからこそ、

足元を浮わつかせることなく、一歩一歩、踏みしめながら、歩いていく。

死ぬ間際に「この世に生まれて、いろいろたいへんだったけど、最後の最後に私なりに人生の実が成ってよかった」

と思いながら、あの世へ旅立てるように、生きていきたい。

 

ようやく、自分にとっての実()の成る老後への道筋が整ってきたので、

今までの人生の無駄なモノや無駄な思考をそぎ落とし、生き方をスリム化して、

50代にはいって激増した医療出費のさらなる増加や、今後、老化による不便を「カネで解決しなければならなくなる」出費に備え、

健康で、無駄もなければ不足もない、

(じつ)の有る暮らしを淡々と続けられるように、細心の注意を払いながら、

趣味()を追求していければと思う。

 

🍊🍊🍊🍊🍊

 

今日も、私が目指す、溜めすぎるな!の方向性を今一度確認する。

 

モノについて

 モ① もらったモノは、基本的に捨てる。

 モ② 10年以上経ったモノは、「捨て」を検討する。

   例外:将来カネになりそうな貴金属(金・プラチナ)や、

      死んだら棺桶に入れてほしい個人的にプライスレスなモノは、

      保有し続ける。 

 モ③ つまらないモノには、近寄らない。

 

ストレスについて

 ス① もらったストレスは、すぐ脳の外に出す。

 ス② 稼働していない人間関係は、基本的に終わらせる。

 ス③ つまらない情報には、近寄らない。

 

このブログの目的は、還暦を目前に、

家の中と脳の中をスリム化+最適化することによって、「シニアのミニマルライフ」ならぬ

「シニアの実()の成るライフ」を追求することである。

 

アラ還の生活を、少しずつスリム化+最適化して、

健康で、無駄もなければ不足もない、

(じつ)の有る暮らしを淡々と続けられる、

「シニアの実()の成るライフ」を目指していく。

家の中も、脳の中も、

 

溜めすぎるな!

だがカネは貯めろ!

笑い女(顔)

 

笑い女 - Wikipedia

 



🏠