🌟「数は力」ですね。2024年07月23日 17:41

ハリエニシダ(黄色い花)に守られた古い池(ブルターニュ、フランス 2000年頃)
        ☆想い出写真☆




「数は力」といいますが、

ほんとうにそうだなぁと、最近思います。



どうして「数は力」といわれるのか、

還暦になって、

ようやく、わかってきたように思います。



モノがたくさん集まると、重さが増えます。

重さは、重力。引力です。

沢山集まったモノは、全体的な引力、

つまり「力」を持つようになるのでしょう。

モノを集め始めたばかりで、

まだほんの少数だと、それほどの引力は有りませんが、

だんだん集めて、まとまった数になってくると、

集まったモノ自体の全体的な引力が強くなってくるので、

自然と「力」を持つようになるのでしょう。



モノが本来持っている「引力」を、

昔の人たちは、「八百万(やおよろず)の神」と呼んだのでしょう。

リンゴが落ちるのを見てニュートンが発見した万有引力は、

巨大な地球の「八百万の神」がリンゴを引き付けた力といえます。



いろいろな文明で、昔の人が、

「神は三位一体である」と考えたのは、

引力が三次元に働くことを言い表したのでしょう。

二次元の紙の上では、引力の動きは「陰陽」ですが、

三次元の世界では、引力の動きは「三つ巴(みつどもえ)」になる。

原子の中の電子の動きも、そうじゃないでしょうか?



八百万の神様たちの「三つ巴」の力にあやかって、

モノでも、お金でも、勉強でも、仕事でも

積み上げていくと、

最初は少しも感じられないけれど、

ある量を超えた瞬間に、

引力が加速度的についていく。

そして、雪だるま的に増えていく。

これが、八百万の神様の有難い霊験なのでしょう。

最近、自己啓発関係の人たちが「複利」「複利」と唱えますが、

それも同じでしょう。



地球上では引力(重力)がありますから、

上方向に上がっていくのには、力の継続が必要なのでしょう。

力の継続の総合量を常にプラスにしておかないと、

力量がマイナスに転じた途端に、下に落ちてゆく。

力は、自分の全細胞の三つ巴の力で生み出すしかないのでしょう。

自分で努力しないで、

人の考えや成果をコピペして受け売りしたり、

AIに生成してもらうことは、

自分の細胞から出た力ではないから、

そういう「タダ乗り」する人は、あっけなく、下に落ちてゆく。

あるいは、

額に汗して実(じつ)の成果を出し続ける人たちに

吸い取られるばかりの「お客様」の身分に甘んじる。

全方向に対して「お客様」の身分しかなければ、

自分の力がどんどん吸い取られて、

どんどん貧しくなっていく。

これを、昔の人たちは「貧乏神」と呼んだのでしょう。

「貧乏神」に追いつかれて、足を引っ張られないように、

この世の中で、最低でも水平方向に、生きていきたい。

この世の中は、何もしないと、少しずつ足元が沈んでいくから、

最低でも、水平方向に動いていけるように、

毎日、少しずつでも、自分ができる努力をしていきたい。



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