🌟今日もさっぱりと過ぎていきます。2024年07月20日 15:56

栗の老木が脇にある先史時代の墳墓(ブルターニュ、フランス 2000年頃撮影)
        ☆想い出写真☆




夏本番になってきました。

家の外の鉢植えに、一日2回以上、水やりが必要です。

暑い日中も、蟻たちは黙々と動き回っています。

蟻の組織的な行動力はすごいなー!と、

水やりしながら観察しています。



一方で、先日、

鉢植えから地面のタイルに落っこちてしまった

小さい青虫がいました。

私は、地面に落っこちてしまった青虫を、鉢植えにもどすことはしませんでした。

理由は、

①鉢植え(寄せ植え)の、どの植物にいたのか、不明だから、どこに返してあげていいのかわからない。

②鉢植えの植物の葉を食べていたに違いないから、鉢植えを管理する私にとっては害虫で、駆除すべき対象だから。

③その青虫は、地面に落っこちてしまった時点で運が悪かったから。誰かの運に介入しても、誰かの運はさほど変わらないものだから。

そう思って、

「たぶん、蟻が巣に運んでいってしまうだろう。それも自然の摂理だ」と思って、そのままにしておきました。

ところが、翌朝、青虫は、落ちたところにまだいました!

ちょっとつつくと、身体を丸めたので、

まだ虫の息で生きているのか、

それとも、死んでしまった後でも、筋肉が何かの刺激に反応するのかは、わかりません。

蟻にも見つけられずに死ぬなんて、何のためにこの世にうまれてきたのだろうか?

と思って、今度は私は、死に体の青虫を、鉢植えの土の上に乗せておきました。


青虫の亡骸が、鉢植えの土の生態系に還っていけば、

やがては鉢植えの植物の養分になって、

花の一部となるかもしれませんが、

そのまま箒と塵取りで、外用のゴミバケツに入れてしまえば、

やがてウチから出す家庭ごみの一部として、

清掃局のトラックに乗せられて、

この世の奈落の火炎地獄(巨大ゴミ焼却炉)で焼かれてしまう。

ゴミとして焼かれてしまっても、

死者を荼毘にふすのと同じで、

二酸化炭素や焼却灰になって、

地球の神羅万象にもどっていきますが、

どうせなら鉢植えの土に還ったほうが、ましかなぁ?と思って、そうしました。




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