🌟今日もさっぱりと暮れそうです。2024年07月17日 17:40

ヨーロッパブナの林に眠る先史時代の墳墓(全面)(ブルターニュ、フランス)
        ☆想い出写真☆



昨日は、日帰り手術後の経過観察診療で、

以後の薬から解放されました。よかった。

でも、また2か月後に検査です。

それまでの、予防的な薬も処方されました。

これがシニアライフなのだと、改めて悟りました。



ひとつのことが改善すると、

それ改善したことによって、別の問題が明らかになる。

そのための、更なる通院と、予防的な薬の処方。

だから、通院は続く、たぶん一生。

これがシニアライフだ!と痛感しました。




でも、わたしは、それを不服とは思っていません。

日本の医療にお金を支払うことは、

海外旅行に行って海外にお金を流出させるよりも、

はるかに合理的妥当性が有ると思っているからです。

私は、日本で後期高齢者の医療を受け、

日本で看取ってもらうつもりです。

だから、この歳になって日本の医療にお金を支払うことは、大いに意味が有ります。

たとえば、この歳になって100万円支払ってフランスに旅行しても、

私はフランスの医療の恩恵に預かる予定も、つもりも、有りません。

自分にとって、意味の無いモノやコトにお金を支払う余裕も考えも、ありません。



多くの日本人が、自分の国である日本を愚弄・馬頭することを言いますが、

日本の国民皆保険制度は、世界一です。

事実、今年私が受けた日帰り手術の内容は、

日本では保険適用になりますが、

自費診療になる欧米諸国が多いのです。

自分の国の国民皆保険制度を当たり前ように享受しながら、いたずらに自分の国を愚弄・罵倒するような存在には、私はなりたくありません。

どこの国も、問題は山積しています。

日本だけではありません。



ただ、声ばかり張り上げる人たちの影で、

真っ当で優秀な人たちは、声を上げる暇も無く、懸命に働いています。

そういう人たちが、穏やかな老後を過ごすことになるのだろうと、周囲を見ていて感じます。

声ばかり張り上げる人たちは、自分たちが、何者かに煽られてばかりの、彼らにとって都合の良い「カモ」になっていないかを、よくよく精査する必要があるように感じます。

カモは、ディズニーの映画「ピノキオ」で、夢の国で好きなことばかりして遊んでいたらロバに姿を変えてしまった、不良の子どもたちと、同じ存在かもしれません。

世間は、カモやロバが必要なんです。

カモやロバになりたい人なんていないから、誰かがそうなってくれるように、いろいろな種類の、一時的に楽になれる・つかの間のあいだ幸せになれる仕掛けが、作られているんだと思います。

そういう仕掛けは、一時的な、つかの間のものです。

それに慣れきってしまったころに、本当の労苦をどっさり背負うことになるような気がします。



いつの時代も、勤勉と誠実が、自らを救済する。

親は、助けてくれません。

ダメな親は、逆に、頼ってくる。カネまたは労働奉仕を求めてくる。



私は、世に出て働いて、同年代が遊んでいる時にいち早く見も固めて、その後も働き続けて、本当に自分を救ったと思います。

今のところ、親のカモにもロバにもならずに済んでいます。

🍊