🌟巨石信仰はロマン。2024年05月28日 19:33

フランス:ブルターニュ地方にある「魔術師マーリンの墓」と伝えられる石組。
        ☆想い出写真☆


世界中に先史時代の巨石の遺跡がありますね。私は大好きです。


フランスのブリュターニュ地方は英語でBrittany(ブリタニー)といい、意味は「little Britain(小さなブリテン)」です。「Great Britain(グレイト・ブリテン 大ぶりてん)」に対して、そう言うそうです。

「Great Britain」を真似たのかどうか知りませんが、もしそうだったのであれば、「大日本帝国」の「大日本」には「小日本」がどこかにあると、時の施政者たちは思っていたはずです。


フランスのブルターニュ地方は、先史時代の巨石の遺跡が豊富で、聖母マリア信仰が地母神信仰みたいになっている、古代文明の神秘に溢れる魅惑の場所というイメージを私は持っています。いうなれば「ムー」度が高い地域です。

ブルターニュには、ドビュッシーの「沈める寺」のネタ元になった、「死者の海」と呼ばれる海岸もあります。ロマンあふれる場所です。


イギリスからは、ロンドンからクルマで南下して、ポーツマスからカーフェリーに乗って、フランスのシェルブールに到着すると、ブルターニュ地方に行きやすいです。


冒頭の画像は、アーサー王の指南役といわれる魔法使いマーリンのお墓だそうです。 ブルターニュ地方に在りました。

ブルターニュ地方には、アーサー王伝説ゆかりの場所があります。イギリスじゃないのにね。

それくらい、ブリテン島と関係が深いのが、ブルターニュ地方なんですねぇ。


以前、フランスに詳しい人が「ブルターニュ地方は日本で言う所の沖縄のような場所」と言うのを聞きました。

フランス本体から見ると、気持ち的にいささか遠くて、独自の文化を色濃く維持している、魅力的な場所ということでしょうか。


ブルターニュ地方には、何本もの宿り木に寄生されて重たそうにしているリンゴの木をたくさん見かけました。地元の人は宿り木を駆除しないみたいですね。宿り木とリンゴ。どちらもマジカルな植物です!ロマンだな~!!


アーサー王は、実在の人物ではありませんが、ブリテン島の先住民族の魂の拠り所でしょう。
アーサー王は、ブリテン島を侵略するアングロ・サクソン人との戦いで瀕死の重傷を負いましたが、どこからともなく(アヴァロンの国だったかな?)小舟でやってきた女性たちが、横たわったアーサー王を小舟に乗せて連れ去っていったそうです。
「ブリテン島が再び存亡の危機にさらされた時、アーサー王は必ず、ブリテン人を守るために帰ってくる!」という言い伝えがあります。


「アーサー(ラテン語でArthur, Arthurus, Arturus) 」と「アテルイ(阿弖流為)」の発音がどことなく似ていると感じるのは、私だけでしょうか?


「アヴァロン」は🍎の意味だったかな?
ユーミンの曲「りんごのにおいと風の国」はハロウィーンを歌った曲だったかな?
この世とあの世の境目が限りなく薄くなる、ハロウィーンの頃は、
どこからともなく、🍎の匂いが風の中に漂っているのかもしれない。




🍎