🗻未来に記憶したい、戦後昭和の少女漫画で主人公を失脚させる方法 ― 2024年01月25日 18:08
🗻未来に記憶したい、戦後昭和の少女漫画で主人公を失脚させる定番の方法は、
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階段にロウソクの蠟(ろう)を塗って、
主人公が足を滑らせて階段から落ちて怪我をするように仕組む。
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小学館の『小学一年生』などのバレエ漫画で、
主人公の少女のライバル(悪もん)が、
バレエのコンクール前に、
階段の一段だけに密かにロウソクを塗って、
主人公が足を滑らせて階段から落下して怪我をするように仕組む。
という手がよく使われたと記憶している。
実写版テレビドラマ「赤い靴」でも使われた手だったような気がする。
トウシューズの中にガラス片やカミソリなどを入れておく
という手も見られた。
少年漫画でも、
ボクシングのグローブの中にカミソリを入れて主人公を怪我させる
という手が使われたのではないか?
『アタックNo.1』では、
富士見高校に入学したばかりの鮎原こずえが、
大沼キャプテン(その時点では悪もん)に仕組まれた睡眠薬入りの水を飲んで意識がもうろうとするシーンがある。
どれもこれも、姑息を通り越して、傷害事件になりかねない、
とんでもない犯罪行為だが、
戦後昭和の少女漫画では、ごくふつうに行われていた。
それに、現実でも有りえることだ。
今から何年か前に、
カヌー競技の上位者を失格させるために
食べ物に薬を入れてドーピング検査に引っかかるように仕組んだ下位選手が、その企みがバレて失格になったことがあったよね。
こんなのはまだ序の口で、
現実では、もっともっと恐ろしいことが、日々起きているにちがいない。
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子どものころ、
ロウソクを階段に塗ったら本当にスベるのか確かめようとして
親がいないときに塗ってみたら、
スベるどころか、かえってスベりが悪くなって、
逆に、足を取られてつっかかって危ない階段にしてしまって、
親にこっぴどく叱られました。
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