🌟フランスのブルターニュ半島の遺跡巡り③2024年09月04日 21:55



①で貼り付けた写真の説明文が長くなったので、新たにこの記事③に書きます👇


ブナ林に眠る先史時代の墳墓(ブルターニュ、フランス)
👆「La Maison des Feins(House of the Fairies 妖精たちの家)」①


ヨーロッパブナの林に眠る先史時代の墳墓(ブリュターニュ、フランス)
👆「La Maison des Feins(House of the Fairies 妖精たちの家)」②


ヨーロッパブナの林に眠る先史時代の墳墓(全面)(ブルターニュ、フランス)
👆「La Maison des Feins(House of the Fairies 妖精たちの家)」③

正面の石に彫られた「女性の胸部 x 2ペア」をあらわす丸いポチポチは、もともとは、右側の石に彫られているみたいに、出っ張っていたそうですが、「unfortunately a sex maniac lost control of his tool around 1960!」と、観光客向けのガイドブック『The Megaliths of Brittany』(Jacques Briard著)の本に書かれています。

フランス語版ウィキペディアには「Those on the chevet slab were mutilated in the 1980s . 2 」と書いてあります。

どちらが本当なのかわかりませんが、20世紀後半に誰かが削って凹(へこ)ませてしまったということですね。

右側の石に彫られた出っ張っている4つのポチポチ(「女性の胸部 x 2ペア」)は、原形をとどめているそうです。


上記の遺跡が「妖精たちの家」とわかったのは、当時、地元で買った観光客向けのガイドブック『The Megaliths of Brittany』(Jacques Briard著)に載っていたからです。 載っていたから、当時行ったんだと思います。

「妖精」と聞くと、羽が生えた可愛い姿が頭に浮かびますが、実際のところは、水木しげる先生が描いた「妖怪」や、百鬼夜行図の様々な「もののけ」と同類でしょうね。

フランス語版ウィキペディアに載っていたので、
https://fr.wikipedia.org/wiki/Maison_des_F%C3%A9es

英語にグーグル翻訳してみました(グーグル翻訳を初めて使ったよ!フランス語はチンプンカンプンなので、翻訳してくれて便利!日本語への翻訳はトンチンカンな訳になるんじゃないかと思って、英語に翻訳しました。スッキリ翻訳してくれました。
👇

The Fairy House is a covered alley located in Tressé in the French department of Ille-et-Vilaine . It is located in the Mesnil forest .

The building was classified as a historic monument in 1889 1 . In 1929, the owner of the site, Baron Surcouf , asked the English archaeologist Robert Mond to excavate the monument. In 1931, Robert Mond undertook a thorough excavation and restored the monument 2 .

The alley is oriented along a north-northwest/south-southeast axis.👈北北西から南南東の向きに石組み(石室)が配置されているということは、鬼門(北東)ー裏鬼門(南西)の反対に近い向きになっていますね。鬼門を避けたのでしょうかね?ブルターニュの先史時代の文化にも鬼門の考えがあったのでしょうかね?いや、反対に、ヨーロッパでは鬼門が日本と反対方向で、鬼門封じのために古墳の向きを合わせたのかも?江戸の鬼門封じのための上野の寛永寺(北東の表鬼門) ー 芝の増上寺(南西の裏鬼門) みたいに。鬼門って偏西風の向きと関係しているんでしょうかね?ブルターニュあたりは北海道より北になるかな?ぐらいだと思うので、偏西風の向きが日本と逆だったりして?だから鬼門の向きも日本と逆になっていたりして?なーんて、想像が広がりますね。ロマンだな~。

 It is delimited by nineteen orthostats and a chevet slab. It measures 12  m long by 1.20  m wide. The roof is made up of eight slabs. The oval-shaped tumulus that covered it was made of stones and earth and delimited by a facing 2 . 👈もとは、石と土を楕円形に盛った古墳で、いまは石室だけが残っているんですね。どうして石室だけが残されたかというと、ブルドーザーやフォークリフトが無い時代は人力では重くて移動できなかったからでしょうね。たぶん、後世の人たちは、「この小さい丘が、農業やいろいろな意味で邪魔!たいらにしちゃえ!」と、古墳の盛り土と小さい石を運んでいたら、中から石室の大きな石が出てきて、「これは重すぎて運べないから...」とそのままにしてしまったのかもしれなかったりして?

ブルターニュ地方に先史時代の巨石遺跡がたくさん残っているのは、無用の長物で邪魔だけど人力では重すぎて取り除けなかったし、牧畜文化で牛やヒツジを放牧させる牧場の中に巨石があっても、あまり困らなかったからかもしれませんね。なんといっても重すぎて移動できないことが大きいですね。そのうちに、これらの巨石の遺構は、20世紀のあいだに観光地化されて、観光収入を得られるようになって、観光資源になったんですね。

The chevet slab on the outside and another slab located outside the enclosure are decorated with a rectangular cartouche surrounding two pairs of breasts sculpted in bas-relief . Those on the chevet slab were mutilated in the 1980s . 2

👆石に彫られた「二つのポチポチ x 2セット」は、女性の胸部の2セットなんですね。それを囲むように長方形の囲いみたいなものが彫られていて、それが地母神を表しているのでしょうかね?長方形の囲いは地母神を守る結界なんでしょうか?それとも「お袋」様の意味なんでしょうか?太古へのロマンがかきたてられます。

According to the excavation report published by VCC Collum, his assistant, Robert Mond discovered a skeleton, pottery, a necklace of steatite beads , a bronze ace dated to Domitian and two fragments of iron.

地元に残る言い伝え👉The fairies who inhabited the monument one day let a cow escape and it went to graze in a nearby meadow. To compensate the owner of the meadow, the fairies offered him a piece of bread that would not harden or shrink as long as the farmer kept its origin a secret. The magical piece of bread remained intact for a long time, but the farmer eventually confessed its origin and the bread became so hard that it was no longer possible to eat it 3

この石組みに住む妖怪たちが、ある日、牛を放してしまい、牛は近くの牧草地の草を食べてしまった。その償いのため、妖怪たちは牧草地の持ち主にパンを一個渡した。このパンは、牧場主がこのことを他人に打ち明けなければ、いつまでもフカフカと柔らかくて、食べても食べても減らない、魔法のパンだった。牧場主は長いこと、誰にも秘密を打ち明けずにいたので、魔法のパンは固くなることも減ることもなかったが、牧場主がこのことを誰かに打ち明けてしまうと、パンはコチコチに固くなって、もう食べることができなくなってしまった。

ということじゃ。民話によくあるストーリーですね。

この牛は子牛だったのかもしれませんね。「meadow」は川沿いの湿った草地で、基本的に土が水を含んで柔らかいので、牛みたいな大型の家畜は足が地面に沈んで抜けなくなって出られなくなってしまうから、主に牧草を作る以外の用途がないので牧草地にしているんでしょうね。ヒツジだったら小型だから放牧できるかもしれない。「pasture」は高台にあって放牧できるので、牧場になるのでしょうね。

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以下の写真の説明については、次の記事に書こうと思います👇


先史時代の列石遺跡(ブルターニュ、フランス)2000年頃撮影




栗の老木が脇にある先史時代の墳墓(ブルターニュ、フランス 2000年頃撮影)



木々に見守られる先史時代の墳墓(ブルターニュ、フランス 2000年頃撮影)



先史時代の墳墓の内部(ブルターニュ、フランス 2000年頃撮影)



栗の老木や木立に見守られる先史時代の墳墓(ブルターニュ、フランス 2000年頃撮影)



ハリエニシダ(黄色い花)に守られた古い池(ブルターニュ、フランス 2000年頃)


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