🍰50代は、60代への「サナギ」の期間2023年08月22日 23:40


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2023年08月22日にブログ「食べ過ぎるな!」に書いた記事のコピペ。

 (ブログ「食べ過ぎるな!」をアサブロに引っ越し中。)


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50代は、60代への「サナギ」の期間

20230822

 

算命学に「天剋地沖」という考え方があり、誰でも50代で月運の「天剋地沖」の10年間が廻ってくるという説がある。

  

60歳を「還暦」といって、赤いちゃんちゃんこを着てお祝いする風習は、古代人の叡智なのだと、50代の後半になってつくづく思う。

  

人間は、50代から60代にかけて、生死の細道を歩くのだ。昔は、多くの人たちが、この難所で足を踏み外して死の淵に転落していったのだろう。

  

最近は、平均寿命が延びて、還暦を迎えられる人の数が増えたが、それでも50代~60代にかけては、第二の人生への生まれ変わりのための激変期を通過しなければならないのだろう。

  

個人的には、50代後半になってから医療費が激増している。じつは、40代後半あたりから、健康診断の結果のなかにぽつりぽつりと懸念要素が出てきていたが、当時は仕事や日々の生活に追われてそれどころではなく、また、自分の健康への過信もあって、さしたる手も打たずにきてしまったのだ。

  

それが、50代後半になって、一気に噴出したというのが、個人的な実感だ。そして、今現在不便を感じている症状の原因は、40代の無理に原因があった、と、悔やんでいる。40代、ようやく仕事に自信が付いてきて、開けても暮れても仕事、そのため、栄養補給の時間短縮のために、ゼリー飲料やお菓子などを爆食いしてそれらを燃料源にしながら仕事と家事をやってきた。仕事から帰ってきて疲れて料理もできない時、どら焼きを口に突っ込み、ゼリー飲料を貪るように吸い込んで胃に流し込んでからしか包丁が握れなかった。40代後半になって、顔にシミができたり、腕にホクロがどんどん増えていったが、思い返せば、あれは、体の糖化だったのだ。

  

身体の糖化。目の糖化が、白内障だ。素人考えだが、私は、50代で早くも白内障が進んでしまった女性は、やせ型の人が多いのではないか?と思っている。やせ形の女性は、筋肉が少ないので、筋肉に糖分を蓄えることができないので、疲れやすく、疲れると口から直接糖分をチャージして体力を持たせていると私は思う。結果的に、常に糖分の摂取が過剰になり、それが身体の糖化を進ませて、目の糖化である白内障を早くに発症させてしまうのではないだろうか。

 

 50代後半になってから、食べ物の試行錯誤をする間に、一時期、手の指の爪がミルフィーユ上に薄くはがれることがあった。栄養が足りていないのだろうと思っていた。今は、指の爪はしっかり硬い。ただ、一時期糖質を極端に減らした時期に、伸びずに上に盛り上がって醜くなっていた右足の親指の爪がきれいに再生したことも、また事実だ。

  

人間は、50代~60代にかけて、青虫が蝶へ羽化する前の、サナギの状態にあるのだと、私は思う。静かで動かないサナギの状態は、実は、蝶にとって、生きて羽化して成虫になれるかどうかのイチかバチかの大激動期だ。青虫がサナギになると、サナギの中で青虫の身体はいったん液状化し、改めてイチから蝶の身体を組成し直すのだと聞いたことがある。捕食者に対してこれ以上ないほど無防備な状態が、サナギの状態だ。サナギは動くことができないし、サナギの中も液体になっていて、自ら積極的にできることは何ひとつない。ただじっと動かぬ物体となって、捕食者に見つからないように、また、寒い冬を越せるように、運を天に任すのみだ。実際、サナギの中の元青虫は、液状化しているので、意識も何にもなく眠りの状態にあるに過ぎない。捕食者に見つかって食べられてしまったり、厳しい冬の間に凍結死してしまったりして、サナギの眠りはそのまま醒めないかもしれない。再び目を覚ますことを願って、運を天に任せて、ただひたすら眠るだけ。

  

私は、健康で充実した第二の人生の幕開けを願うサナギの状態から、晴れて蝶になれるのだろうか。

 

 現在は、血液検査で空腹時血糖は100110台、HbA1c5.56.0で推移している。また、糖質の摂取を制限すると、腎臓の数値が良くなる一方で、コレステロール値が大きく上がり、糖質の摂取を制限しないと、コレステロール値が下がる一方で腎臓の数値が悪化する。肝臓の数値も含めて、これらの数値をお手玉のようにバランスよく維持できるような食を、引き続き模索していく。

  

食べすぎるな!

二口女(ふたくちおんな)


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