🌖「私が〇〇してわかったこと」←知らねーよ! ― 2023年09月18日 04:41
「私が〇〇してわかったこと」←知らねーよ!
20230918
ブログ表題:「私が〇〇してわかったこと」
知らねーよ! 知る気もねーよ!
だから、
読む気もしねーよ!
このような、クリックを誘う思わせぶりな見出しの書き方は、ネット社会以降の現象だ。
「新聞の見出しは、時間の無い人が見出しだけ読んで記事の要旨を一目で把握できるように書く」というのが、モダン・レトリック(現代の文章作成法)の定石だった。
それが、今はどうだ?
「〇〇してわかったこと」
「〇〇のために一番大切なこと」
「いちばん〇〇な行い/病気/問題とは?」
「著名人の〇〇さんがルーティーンでやっていること」
こういうネット見出しは、読む人のクリックを誘うために、
さもしく物欲しげなレトリックで書かれている。
クリック数によるページ閲覧数の多さがネット広告の効果の指標につながるという、
ネット社会ならではのレトリック、というか、
レトリックにも満たない、子ども騙(だま)しの罠だ。
それに、まんまと誘導されて、開けてみたらほとんどがわかりきった不毛な情報なのに、クリックし続けて、ますます愚かになっていく、ネットの愚民たち。
60間近になったら、
そんな、物欲しげな釣り餌は、うっとうしいだけ。
そんな記事、読む気もしない。
どうでもいいよ。
もういいよ。
もう、いいよ。

浅井忠「十二月」(部分) NDLイメージバンク(国立国会図書館)
作品全体図はこちらのサイトのどこかにある:
美術文芸雑誌『方寸』|NDLイメージバンク|国立国会図書館
死ぬことは、生きること。
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